一時支援金の「事前確認を無料で始めます」と告知してから、プレオープン日に3件。独自のシステムを改修しながら4日目で一日6件を行いました。このころ、一件当たりの必要時間は平均すると90分でした。面談自体は20~40分で終わっていましたが、その他の事前登録関連の作業に時間が必要でした。

現在の事前確認の必要時間

しかし、人間は進化するもので、一週間以上が経過すると一件当たりの必要時間が30分を切り始めました。(独自のシステムが出来上がってきたというのが大きな理由かもしれません)面談自体の時間も平均して20分程度となり、早い方は面談が10分そこそこで終わります。

事前確認、時間短縮の可能性

おそらく、事前確認の前に資料の提出を頂くと、もっと必要時間が短縮できると思います。ただ、今回はあえて、申請者の方に対して資料の提出を求めたりなどの煩雑な手続きを省いています。

支援金の申請(WEB送信)よりも多くの資料を、その事前確認の時にWEB送信を行うというのは面倒だと思ったからです。そもそも、きわめて個人的な資料を簡単に電子化して送信をするという事に、多くの人が抵抗を持っているはずだと考えたからです。その相手が税理士や行政書士であっても、一見の可能性が高い確認機関にファイルを送る抵抗は高いはずです。

確認の前に任意で書類の提出ができるシステムを用意するのもいいと思います。しかし、任意とはいっても人は「任意に協力しなければ事前確認が通らないのではないか」という疑念を持つはずです。これは事業者に精神的に余計な負担をかけるだけです。

ただ、任意の事前提出は、余計な疑念を持たない方法を見つられれば実際に行う予定ではいます。